2003年度に仙台電波が全国大会で使った赤外線通信の仕様を公開します。
無線方式赤外線
発光強度840mW(平均)1.68W(瞬間)
受信モジュール自作
中心周波数
帯域幅100Hz〜41kHz
変調方式直接拡散型スペクトラム拡散変調(DSSS)
送信モジュール秋月電子製 赤外線投光器キット(AE-LED56)+定電流LEDドライバ
 送信パワースペクトラムは以下の通り。

 送信時の最大発光強度が1.68wとなっていますが、自作受信モジュールを使う場合
スペクトラム拡散変調を行うので、図の通り単一周波数当たりの発光強度は微弱になります。
これによって、TFK4の時と同じ発光強度・到達距離でも、他高専に与える影響は小さい筈です。
 実際に、試合中又はチェックの段階で、他高専と混信する事は全くありませんでした。

データフォーマットは以下の通りです。
device codeAnalog0Analog1DigitalChecksumLogic type check
11110101 ******** ******** ******** ********
0:22 2003/11/24 更新
 DSSSを使った場合、他高専が信号を検出・デコードする事は(意識的に解析しない限り)あり得ないので
データフォーマットにはそれほど意味がありません。
 DSSSそれ自体がユニークな系列を使って拡散、送信される為、device codeもエラーチェック程度の意味しか有りません。

 全国大会ではFPGAを使用するつもりでしたが、H8でも最適化の結果、問題ない性能が出せたのでH8を使っています。

注・此処に書かれた仕様は暫定的な物の為、変更が加えられる可能性があります。
意見・質問は書込上等まで メールは猫@せんだい電波高専まで 他高専の仕様は遠隔通信仕様リンク集@神戸高専ロボット工学研究会で判るかも。